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クリスマスには、どうしてケンタッキー?

本日は天皇誕生日だけど、明日・明後日がクリスマス真っ只中なので。
日本のクリスマスになぜケンタッキーのフライドチキンを食べるのか、という疑問を解決する前に、どうして欧米では七面鳥を食べるのか。

七面鳥を食べる理由は、ピューリタン清教徒)がイギリスからアメリカへ移り住んだ1620年にまで遡る。その年の冬は大層厳しく、ピューリタンは全滅しかけていた。そのピューリタンを救ったのが、北米先住民ワンパノアグ族。ワンパノアグ族はメキシコ高原の農業を受け継ぎ、トウモロコシ、かぼちゃ、豆などを栽培しており、ピューリタン達にも農耕技術を教えたとされる。翌年は大変収穫が多く、ピューリタンは神の恵みに感謝しワンパノアグ族を招待して感謝祭を開いたのがはじめとされている。
七面鳥は北米原産の鳥で、ピューリタンが寒さに凍えているときに食べたのか、感謝祭で食べたのかという起源は分かりませんが、丸焼きにすると食べがいがあるため感謝祭での正餐となったと思われる。その後、神に感謝する正餐と言う意味でクリスマスにも食べられるようになったようだ。
元々は北米の習慣だったが、後にヨーロッパに逆輸入された。また、七面鳥が手に入らない場合は鶏で代用していた。

欧米で、クリスマスに七面鳥あるいは鶏を食べる習慣は感謝祭から来ているわけですが、日本にはいったいどのように根付いたのでしょうか。その答えは、ケンタッキーが自ら ケンタッキーフライドチキン|「Q&A」よくあるお問い合わせ にて答えています。1971年から日本で展開したケンタッキー。ある日、青山店に外国人がクリスマスに食べる七面鳥の変わりに、アメリカにもあるケンタッキーのフライドチキンを用いようと思い来店します。そこに目をつけた当時の営業担当者が、「クリスマスにはケンタキー」をアピールしようと思い、1974年12月1日からクリスマスキャンペーンを実施。30年間からの根強いアピールのためか、現在では、クリスマスになるとケンタッキーが人であふれかえるくらいの状態に。そして、モスバーガーなどのファストフードに留まらず、多くの飲食店が便乗している。なんだか、バレンタインのチョコレートや節分の恵方巻きなど、ある企業の思いつきで根付いた習慣ってのが日本っぽいですね。