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栞で溢れかえった図書館というソーシャルブックマーク

ブログ作法に対する考え方ですが、「一般常識」という曖昧な言葉で諭されても説得力が無いですよね。このヤフーブログ主の考えならば、ブログじゃなくてSNSへでも行けばいいのにと思います。
ただ、栞に溢れる図書館という発想は大変面白いなと思った。ヤフーブログ主さんは嫌だと言っているけど、かなり面白いんじゃないか。レシピ本などの tips や HOW TO 本なら人気のレシピや参照数の多い裏技が一目瞭然だし、メモも書けたら失敗したとか、成功したとかなどの意見も役に立つ。小説はネタバレの危険があるけど、映画のDVDで出演者や製作者が解説しているモードがあるので、二回目以降にメモを見たら自分で気づけなかった複線に気づいたり矛盾点を見つけられたり。
ってこれを目指したのがソーシャルブックマーク*1なんじゃないかな。インターネーットは良く図書館にたとえられるけど、図書館と大きく異なるのは情報が全く整理されていない点。図書館に行けば、似た系統の本が近くに並んでいるけどインターネットはてんでばらばらになっている。そのため、検索サイトが重宝されるし、人力で数は検索サイトには及ばないが人間というフィルタを通して整理されたまとめサイトなども活躍する。情報を整理するサービスの一つがソーシャルブックマークなんじゃないでしょうか。インターネットという図書館は情報が全然整理されていないので、みんなで栞をつければ図書館みたいに分類できるんじゃないかという考え。嗜好の似たブックマーカーを見つければ、自分で記事を探す手間が省けるし、メモが残せれば短いながらも記事を読む際の思考の助けになる。情報の分類という点でどれくらい成功しているか分かりませんが、はてなブックマークならホットな情報の表示は申し分ない。最近では関連エントリーもあって、ちょっと読んでみようかなと思うこともある。
ただ、ヤフーブログ主が栞で溢れかえった図書館について示唆する

きっと図書館はしおり(ブックマーク)であふれかえり、しおり(ブックマーク)に書かれた内容が
その図書館においてある利用物となってしまいます。

ってのは、結構現状のソーシャルブックマークの問題に即してますね。図書館本来の役割を果たせないほどではないですけど、栞により新たなるコミュニティやクラスなどの集団が発生し問題が起きている。まぁ人が集まれば問題が起きるのは当たり前で、人生の悩みの殆どは人間関係だみたいな言葉があるくらいですから。問題が発生するのは当たり前ですけど、問題が発生しにくい環境やシステムを作ることは大切。
ちょっと前に、津田さんがTwitterで、恥をかくシステム を提唱してた。これ面白いけど、恥を恥として感じる人には効果的だけど、恥だと思わない人には全く効果ないのがなんとも。はてブツリー形式反論システム も面白けど確かにカオスになるだろうなぁと。また、ネガティブコメントに関しては結局のところ、何がネガティブなの、誰がネガティブだと判断するのってところがネックだよね。第三者がネガティブだと判断することは多分不可能だからね。

*1:公開ブックマークと言ってるけど