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2008年の新語・流行語大賞が微妙すぎる件

微妙ですね。なぜ「モンスターペアレント」無いんでしょ。「名ばかり管理職」はNHKが特集組んでた頃から狙ってるよなぁと思ってたらやっぱりノミネートされてるよと。インパクト的に耳に残っているのは、「あなたとは違うんです」くらいか。
例年、スポーツや政治、社会問題などの部門ごとに年間大賞が10個ノミネートされるのでざっと選んでみると。
オリンピックから「何も言えねー」。
政治から「あなたとは違うんです」が選ばれて欲しいが「ねじれ国会」も捨てがたい。
世相からは「ゆるキャラ」か「せんとくんまんとくん」。
社会問題からは「名ばかり管理職」。
ギャグからは今更だけど「グ〜!」。
幼女枠として「ポ〜ニョ、ポニョポニョ、さかなの子〜♪」。
スーパーからバナナが消えたので「朝バナナ」。
金融危機につながった2008年を表す言葉として「サブプライム」。
世代を表す言葉として「ロスジェネ(宣言)」か「ゆとり世代/脱ゆとり教育」。
みんな忘れてるからこそ「フリーチベット」は選ばれて欲しいなぁ。
大賞は最近やけに活動しているエドはるみの「グ〜!」と、ネタ的に「あなたとは違うんです」が選ばれれば最高なんだけど。
スポーツ部門で「メークレジェンド」来そうなんですが西部が日本シリーズ征しちゃったからなぁ。巨人だったら大賞候補なのに。

カマトト ぶりっ子 天然

スポーツ報知ですけどコラムニストの小田嶋隆氏が「『ぶりっこ』のような確かな言葉がなくなった。芸能人の一発ネタはもういい。来年は恥ずかしくて『グ〜!』なんか消えてほしい」と語ってますけど、ぶりっ子が特殊なだけ。大抵の流行語は時代を反映したものなので、消え去る運命です。ちなみに、「ぶりっ子」は1980年代初めの流行語だけど、新語・流行語大賞の創設が1984年なので大賞には選ばれてません。

さらに話はそれるけど、ぶりっ子の語源は諸説あるが「かわい子ぶりっこ」であろう。カマトトぶるのを「ぶりぶり〜」という表現が何故かしっくりくるので語感が良かったものと思われる。派生にぶりっ子よりも軽症な「はまちっ子」なるものもあったが定着しなかった。さて、カマトトとぶりっ子は微妙にニュアンスが違うものの、無知を装い甘える女性という点では一致している。最近では「天然ボケ」さらに略して「天然」とも呼ばれる*1。アフターヌーンで連載している臨死!!江古田ちゃんでは、そのような女性を指して「猛禽」と呼んでいるが。カマトトの語源は江戸時代までさかのぼり、遊女が世間知らずであることをアピールするためにかまぼこを指し「これはトト(魚の幼児語)かえぇ」と問うたことに由来するという。江戸時代も現在もそんなに変わらないのだなというエピソードですね。カマトトだけが魚由来の言葉なのだけど、「ぶりっ子」から「はまちっ子」が派生したり、「天然」も魚が連想できたりと偶々なのでしょうが興味深いですね。

*1:殆どの天然は計算であり養殖もの。真の天然などまずいない。というわけで、ここでは多くの天然に見える人は無知を装っているという点で、カマトト、ぶりっ子と同じ意味であるとします