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機械的にまとめることが出来たら人間必要ないのさ

まとめ記事を書く方としてはおいしいが、望みの検索結果が出ない現状はいかがなものかとは思いますね。
まとめといえば、2ちゃんまとめを思いつきますが、現状ではあのまとめを機械的にまとめることは出来ないでしょう。短文でのレス同士がどのように関係しているかを把握するのは人間じゃないと無理なんじゃないでしょうか。また、まとめる流れ的にそのレスが必要か否かの判断とかね。まとめサイトの面白さはまとめる人の視点でありますから。
発狂小町の中の人が一時期復活した時に書いてましたが、発言小町は面白いのだけど、流れを把握するのが面倒だと。発狂小町事態は、発言小町の面白さを友人に伝えるためでもあったと。発言小町については、トピ主の発言をピックアップできるようにすればずいぶん読みやすくなるのでしょうが、住人同士のやり取りも面白みであり、そのやり取りは自分で探して追わなければならないのが面倒な所。だからこそ発狂小町は需要があったのだろうな。

「まとめ」といえば雑誌

「まとめ」といえば雑誌の定番ですよね。常に何か特集をしている気がします。雑誌の場合は、ネットに無いデータも多く、現地で取材したなどの付加価値があるから売れるのでしょう。
おいしいご飯屋さんや飲み屋を探すのが好きですが、ネットだけだと厳しい。ぐるなびとかホットペッパーで多くの店を検索できますが簡単には見つからない。数は少ないものの雑誌の特集号の方が分かりやすい。そしてやっぱり最後は自分の足と舌で探すしかない。ネットでうまく検索できないのは、各店が公開している情報が少ないからだと思うのですが、店舗の数や店舗情報が増えても検索の精度はなかなか上がらないように感じます。そこは恐らく、雰囲気とか味とか言語化が難しい部分がどうしても残るからでしょう。
ネットの検索よりも、雑誌のなどの特集号が分かりやすいのは「まとめ」だから。店舗の数を減らす代わりに、メニューや予算、店舗の雰囲気などに力点を置いたり、ラーメンならラーメンに特化したり、デートコース等のシチュエーションで、あるいは地図でまとめて攻めたり。つまり、情報をある視点を元に「まとめ」ているから分かりやすい。雰囲気や味などを除けば、ネットの検索でも十分可能なことだと思いますが、現状では店舗に付随する情報がインデックス化されてないので機械的にまとめることが出来ないのでしょう。例えば日本のグーグルマップにおける店舗検索はかなり欠落が多いように感じます。これは、グーグル上で店舗の名前と住所が関連付けされていないため上手く検索できないのだろう。恐らく、一時期騒がれた初音ミクが画像検索できない問題も初音ミクの画像とワードが関連付けされていなかったために生じた問題だろう。

ネットは整理されていない情報の集まり

検索で望みどおりの結果が得られないのは検索の仕方も問題ですが、各データが関連付けされていない、必要なデータがインデックス化されてないのが問題なのでしょう。例えばラーメン屋に関するサイトは数多く、中には住所、値段、何系のラーメンか、待ち時間をきちんと網羅したサイトもありますが、検索サイトはそれらのデータをただの言葉の羅列として見ることが出来ない、つまり情報を整理できずインデックス化できないので望みの検索結果が出ない。グーグルに限らず、Amazon とかヤフオクとかの検索も使いづらいですね。ヤフオクが使いづらいのは出品者のカテゴリ登録間違いや、商品名のつけ方にも問題がありますが。

1万円以下で評判の良いイスなんて記事が人気出てしまうのはいい状況じゃない。検索条件を「一万円以下の値段の、仕事用イスを、人気順に並べる」なんて指定するだけで求める情報(少なくとも、僕の先の記事よりはいい情報)が出るべきだと思う。

1万円以下で評判の良いイスなんて記事とは、1万円以下で評判の良いワーキングチェア - 遥か彼方の彼方から のこと。確かに、Amazon は「一万円以下の値段の、仕事用イスを、人気順に並べる」で求める情報が検索できるようにするべきです。少なくとも現状では使いづらいし、分かりにくし、求める結果が出ているように思えない。折角の評価システムも上手く機能していない。Amazon 煮関しては発売前の商品のレビューを書けるというシステムをどうにかして頂きたいですが。

結局、ネットの情報は整理されていない情報だらけで、それ故にまとめ記事がもてはやされると。まとめのまとめである、まとめ.com とかあるくらいですし。

「タグ」によるインデックス化

ネットの情報はまとめられていないが、検索エンジンを使い倒すために……「絶対リンク感」「検索力」とは で紹介される検索が上手い人は引っかかるであろうキーワードを探すのが上手い人なのでしょう。インデックス化はされてないが、索引に値するだろうワードを探すのが上手い人。
ネットの情報をまとめる方法が情報のインデックス化であろう。先のラーメン屋のように、ラーメン店の名前を元に色々なサイトから住所、待ち時間、味の系統などを機械的にインデックス化できれば良いのでしょうけど。
インデックス化する方法として最近使われているのが「タグ」でしょうか。はてブをはじめとするソーシャルブックマークyoutubeニコニコ動画見かけます。はてブのタグは個人個人が好き勝手つけているのでまとまりがありませんが、ニコニコ動画は10個までで、投稿者によるタグの固定化が可能なので比較的対象とする動画を見つけやすいように思います。ただまぁ、タグ編集合戦とか、タグで上手いこと言うのが流行りでもありますが。
ユーザー数が多いならタグを自由に付けさせた方が精度が高くなるでしょうが、それなら実際どれくらいのユーザーがいれば良いのかは良く分かりません。少なくとも、はてブでは100ユーザー以上つかないと優位な差が生まれないような気がします。ユーザーが少ないならタグの数を制限するのもありですが、するとタグ編集合戦になると。
結局、ユーザーによる「タグ」でインデックス化するにしても人の手を介することには変わりは無い。そもそも Amazon の評価だって人の手を介しているはずなのに全然機能しておらず、一人の人間がまとめた方が分かりやすいまとめになる。

機械的にまとめることが出来たら人間いらない。

情報をまとめるというのが昔からの生業としてあったわけで、今後情報検索の精度が上がっても、それは見つけることの出来る情報の量が増えるだけなので、結局まとめは必要になるだろう。また、人間は全然関係ないことでも関連付けできる。例えば、先にあげたご飯屋さんの例だと、店舗間には何のつながりも無いけど、雑誌は遊び場や休憩所やそのルートや所要時間といった情報を関連付けることでデートコースや観光コースを紹介している。雑誌通りに実行する場合もあれば、それを参考する場合もあるだろう。1万円以下で評判の良いワーキングチェア に関しても「評判の良い」という部分が付加価値なのだろう。
人間は全然関係ないもの同士に共通点を見つけたり、関連付けをすることで新しい発明、発見を行ってきたわけで、これが機械にできたら人間必要なわけですよ。情報を上手にインデックス化できれば現状よりもに検索しやすくはなるでしょうが、やはり最後には人の視点が必要なんじゃないかなと。