読んだ本列挙

図書館危機

図書館危機

差別用語に関して一考。差別するために生まれた言葉はしかたないが、元々そうではない言葉を差別用語として指定するのはいかがなものか。代替用語であっても差別的に使う事は可能で、差別用語を使ったかではなく、どのような意図で使ったかが問題。それを考えずに一律に自粛するのは言葉狩りだよねと。いやしかし、どこを見てもラブラブですなぁ!

葬送〈第1部〉

葬送〈第1部〉

長い重いしで久しぶりじっくり濃厚な小説だが、まだ第一部。しかも第二部は700頁と来たもんだ。ショパンとその愛人のサンド夫人とドラクロワの話。ドラクロワの芸術に関する考察は面白く、技術だけあっても職人だし、感性だけに頼っているのは二流で、技術、感性、そして想像力が必要ってのは納得。前半は人物関係が良く分からなかったが、後半のサンド婦人のゴタゴタが始まると読みやすい。

獣の奏者 II 王獣編

獣の奏者 II 王獣編

良く纏まってますねぇ。アニメ化して欲しい。