パーソナルスペース。間合いと公私

僕は、電車内で携帯ゲーム機で遊ぶことに抵抗を感じません

オリコンランキング 電車の中でゲーム、許せる許せないの境界線は“音”!? によると電車やバスなどの公共機関で携帯ゲーム機で遊ぶことに抵抗を感じる人は3割で残りの7割は感じないと回等。40代までの回答であり、50代以上を含めて調査すると結果が変わってきそうだが、公共機関等で携帯ゲーム機で遊ぶことも市民権を得ているようだ。まぁ、1989年にゲームボーイが発売されて約20年も経つので、その頃プレイしていた人々が大人になっただけでしょう。
個人的には、肘を張ったり、混雑した場所や立ちながら、歩きながらのプレイ等周りに迷惑をかける状況でなければ後は個人の自由ではないかと思います。「ゲーム機」だから気になるというのは良く分かりません。いい大人がゲームを、それもわざわざ公共機関で携帯ゲーム機でゲームで遊ぶからということなのか。携帯ゲーム機って外でも遊べるようにって作ったんじゃないのかね。それにしても、【2ch】日刊スレッドガイド : 電車内でDSやPSPやってる人って恥ずかしくないの? の>>318 の発言は「俺すごくね?」という無自覚さが不快。

318 :おさかなくわえた名無しさん :2007/12/21(金) 22:54:28 id:lqYxcdeT
>>315
わかった!
ゲーム族は、電車に乗ってる時間を『ヒマなとき』『無駄な時間』ってとらえてるのね。
私は、ポッカリ空いた貴重な時間を有効に使おうと思ってるのよ。
いや別に格好つけてるわけでなく、寸暇を利用して読みたい本がいっぱいあるのよ。

ゲームやってる人だって、寸暇を利用してゲームしてるわけで。今なら通勤時間に世界樹2やったり。読みたい本があるなら寸暇を利用して本もマンガも読むし、聞きたい曲があるなら音楽聴くし、ネットしたいならネットするし、寝たいなら寝る。窓の景色を見たいならボーっと眺めるし、考え事をすることだってある。寸暇を利用すると言っても、何にもしたくないことだってある。無駄な時間を無駄だと思ってる無駄に生じしている方が無駄だと思う。ただ、3割強は公共機関でゲーム機をプレイすることに抵抗を感じていることを頭の片隅に入れておこうと思う。後、携帯ゲーム機に抵抗を感じる人は携帯電話をガリガリ弄ってるのをどう思ってるのかも気にかかった。

パーソナルスペースの認識

電車や公共機関で気になる、抵抗を感じる行為とは人それぞれだし、公共機関にも依存する。新幹線で弁当食べても普通ならば文句は言われないだろうが、山手線などの主に通勤に使われる電車で食べるとたとえ混雑していなくても文句を言われるだろう。ただ、新幹線でも弁当の臭いが不快だという人がいた。そこまで神経質になると逆にかわいそうだなと感じる。

公共機関での、飲食、飲酒、化粧、音漏れ、ゲームやマンガに小説で各個人のイライラ度や抵抗感が異なるのは、それぞれのパーソナルスペースの認識が違うからだろう。このパーソナルスペースは、間合い的なスペースと私的なパーソナルな部分に分けられそうだ。間合い的なスペースの分かりやすい例は、座席の占有度があろうか。大また広げて座席に座る人は、パーソナルスペースにおけるスペースが広すぎる人であり、皆が迷惑する。私的なパーソナルの例としては化粧だろうか。公共機関で化粧が嫌がられる理由は色々あるだろう。その一つに、「化粧は身だしなみであり人前に出る前に完了してしかるべき行為だ。にも拘らず公共機関で化粧をするということは公共機関を人前だと思っていない、あるいはその周りにいる人々を身だしなみを整える必要が無いと断じている」という考え方がある。つまり、公共機関を自分の家的な私的な空間と近いと認識しているが、周りはそう思っていない。その齟齬が周囲を不快にさせる。これがパーソナルな面。ゲームや読書も主にこの類いだろう。ゲームは家でやるもので公共機関でわざわざやるものではないという考えもパーソナルの考えたかが異なるからだろう。家で出来ることをどこまでできるかがパーソナルな面。これが少ない人ほど回りには迷惑をかけないが、その代わりイライラを感じやすくなる。

先の飲食の場合は、新幹線などは旅行や出張と非日常であり座席も一人一席とスペースが確保されているため気にならない人が多いのだろう。つまり、スペースが十分になるのでパーソナルな面も敷居が下がる。通勤電車でゲームをすることに抵抗を感じても、新幹線などなら気にならないと言う人もスペースが確保された安心するのだろう。
パーソナルスペースが広すぎるが故に、自分の方が不快になる場合もある。先の新幹線で弁当の臭いが不快な人は、臭いの届く範囲がパーソナルスペースになってしまう。つまり、自身のパーソナルスペースが広すぎる故に逆にイライラする。これは、パーソナルスペースにおけるスペースは広いがパーソナルな面が人並みなで傍若無人ではないが故にイライラするってことだろう。

パーソナルスペースまとめ

パーソナルスペースはパーソナルな面とスペースな面に分けられる。

  • パーソナル
    • 家で出来ることを公共機関などでどこまで可能か。
    • 多い人ほど周りに迷惑をかける可能性がある。
    • 逆に、少ない人は周囲に迷惑をかけないが、少なすぎると普通の人はイライラしない事も気にかかる。
  • スペース
    • 間合いなど
    • 状況によって異なる。満員電車におけるスペースなど無いに等しい。
    • スペースが広すぎると周囲を不快にしたり、逆に自分が不快になったり。

パーソナル×スペースで、バランスが悪いと他人に迷惑をかけたり、逆に自分がイライラしたり。