Lingua furanca.を一万倍楽しむ方法

本当はりんふら論を今書きたくないんだけど、りんふらがすごくつまらない件について と耳の痛い指摘を受けたので書くことにする。りんふらの面白さは、「ストレートな物言いに強い感情が出てて、なんとなく考えさせる」を読んで感じるものではないと思うのだ。「考える」のが前にあるブログとでもいうのか、要するに「お題」に答えて「参加」しないと面白さが分かってこない。そんなブログ企画。するめみたいね。奇しくも、Lingua furanca. の名前を頂いた「リンガフランカ」もそんな漫画なんだよね。

りんふら「貢献度」?いやいや、りんふら「活用度」ですよ

Logical Sebastian:りんふら貢献度ランキング☆ によると、現在の所一回目からの皆勤は まなめはうす のまなめさんと僕みたいです。そのまなめさん曰く、「一番貢献しているのは皆勤かつ毎回感想を書いてくれるid:lastlineで確定。」と言われた。しかしこれは本当に「貢献度」なんだろうか。Lingua furanca. の「貢献度」よいうよりも「活用度」が一番高いのが僕であるという気がするのだ。Lingua furanca. を最も活用してるのが僕なんだろう。

Project::Logistica.Lingua furanca.

Lingua furanca. はあるお題に沿って記事を書くブログ企画である。ニュースサイト管理人が、サイト論に関してお題に沿って記事を書く Project::Logistica. を参考にした企画ということになる。Project::Logistica. と異なるのはお題が比較的自由な点と参加者が普段から書くことになれている人が多く、サイトの方向性が異なる人が集まっている点か。Project::Logistica. はお題の方向性がサイト論であり参加者もニュースサイト管理人であったので、ある程度の指向性があり流れを形成していた。一方、Lingua furanca. はお題も自由で参加者も自由奔放なのでブログ全体としての「流れ」は発生しづらい。発生しても「記事」単位か。最近では お題 第13回 「インターネットが無くなるとき」トラックバックが集まっていたが、これは「お題」が良かった。難しいお題の場合は、トラックバックも集まり難いですし。
Lingua furanca. から流れが発生するか否かは「お題」次第なんだけど、良い「お題」を考えるのは結構難しい。流れは発生しづらいけども、Lingua furanca. の面白さは別のところにあると思う。Lingua furancaを100倍楽しむ方法 にあるように僕も Lingua furanca. は参加して楽しむ場だと思う。一番参加している僕が言うんだから間違いない。

「お題」に沿って文章を書くことで考えることが楽しい

僕は「お題」に沿って何かをするという企画が結構好きである。例えばはてなセリフ、あるいは大嬉利。何でもない画像でも、セリフ次第で様々な可能性が生まれる。「お題」という縛られた場でどこまで可能性を広げられるかが面白い。逆に見る側は、その可能性を楽しむ。この手の「お題」に即して答える系の遊びを閲覧する際に楽しさを増幅させる方法は、自分も考えてみることである。自分で考えることで、可能性の広がりが分かり、発想力に感心できる。はてなセリフや大嬉利等ならば、あまり時間がかからずに自身の回答例が思いつくだろう。Lingua furanca. の場合は文章を書かないといけないのでその辺が難しい。だから、「お題」に対してトラックバックを送ってみるのだ!

「お題」に即して文章を書くってのは結構難しいものである。簡単に書ける「お題」もあるが、自身に不慣れな「お題」も当然ある。不慣れなら書かなきゃ言いのだが、それじゃ面白くない。不慣れなら不慣れなりに書けるようにがんばる。その考える過程が楽しい。そして、書き上げれば自信もつく。その辺、Lingua furanca. は「お題」の方向性を決めなかったことが参加する側としては良かったと思う。方向性があまり無いので、普段自分が書かないような事を考えたり、文章を書いたりするのは良い経験だと感じた。むしろ、欠席する方が折角の機会を失ってしまって勿体無いって感じ。
僕は、Lingua furanca. に参加するまでは書評に苦手意識を持っていたけども、何かを軸としてそれに即して書評を書くのが自分にあっていると気づいた。Lingua furanca. 仮面の男 みたいなショートショート的な何かも書くことができた。これは、Lingua furanca. そして私は新しいカクテルを作る。 などたまごまごさんの表現方法に凄い影響を受けている。参加することで、色んな「お題」からの発想、そしてそれに関する表現力を見ることで自分のものにできた思う。記事をじっくり読むと言う意味で Lingua furanca.を1000倍楽しむ方法 でも書いたけどりんふらの記事を紹介することで、その記事を咀嚼し自分の血肉にできるのだ。

りんふらを一万倍楽しむ

りんふらを楽しむにはとりあえず参加しろってことだ。りんふらに参加することでりんふらを100倍楽しめる、さらに記事を紹介することで10倍、さらにさらにりんふらの記事に言及しトラックバックすることで10倍楽しめるはずだ。つまり、100×10×10=一万倍楽しめることになる。
さて、今回の「お題」は 「過去のLingua furanca.記事にトラックバック」 である。つまり、過去ログを探し、言及したい記事を探し、トラックバックする。なんと、今回の「お題」は Lingua furanca. を一万倍楽しむ方法だったのである。さぁ今からでも遅くは無い!どんどん参加しトラックバックを送るのだ!

ちなみに、増田論と併記しようとしたけど分けた方が良いので後日。
さらに、実はこれと似たような内容を今回の原稿にしようと思ったけどボツにした。