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youtubeのハルヒと、ニコニコのらき☆すた

WebLab.ota - 京都アニメーションのすごさと現在のオタクの世代差?
京アニハルヒらきすたは世代が違うという話。確かに、ハルヒは高校生から大学生向けであり、らきすたはそれ以上の30代前半のネタが多く世代が違うように感じる。ただ、これはらきすたのパロディの対象年齢であり、世代ではなく単純に「客層」が違うんじゃないかと思う。

ハルヒらきすた。どちらのキーワードも「同時性」なんだけど、「同時性」のタイミングが全然違う。
ハルヒと同じ種類に属するのが、エヴァ月姫ひぐらし
らきすたと同じ種類に属するのは、絶望先生

ハルヒエヴァの麻疹的熱狂性

ハルヒの同時性は、皆が同じ作品を同じ時間に見て、話に関して議論する事である。これはひぐらしもそう。特にひぐらしは、ゲームでありながら進行を強制的に止めることで、皆に議論をする時間を与えている点が非常に興味深い。ハルヒ放映当時は、アニメ、原作共に様々な推理や憶測やネット中で飛び交っていた。それこそ、熱い議論が交わせれていたわけだが、これは 京都アニメーションのすごさと現在のオタクの世代差? でも語られるように、若者が誰しも通る麻疹的な作品である。そして、前世代の代表的麻疹的作品がエヴァである。あの頃は、解説本まで出ていた。エヴァの熱狂的議論とハルヒの議論が重なって見えたからこそ、作品の種類としては別物であったにも拘らず、エヴァハルヒが比較されていたのだろう。
ただ、ハルヒがこれまでの麻疹的作品と大きく異なったのはyoutubeの存在ではなかろうか。youtubeにより、作品を当初から注目していなかった人々が追いつく事ができ、さらに放送されない地域の人々も視聴する事ができた。これは、再放送で火がついたエヴァとは大きく異なる。
ハルヒの同時性は、皆で同じ時期に同じ謎に関して議論することである。これは、ある意味MMORPGに似てるのかなと思ったり。

らきすた絶望先生のツッコミ待ち

らきすたの同時性はツッコミである。そして、これはニコニコと最も親和性が高い。
ハルヒはニコニコで見る必然性が少ない。恐らく、作品に関する解説や伏線の解説が中心になっていたのではないか。逆に、らきすたyoutubeにしかなかったら、折角のパロディ=ボケが台無しだ。この場合恐らくキャプチャサイトが台頭するのだろうけど、それだとツッコミに同時性が無い。先ず、ツッコミはボケに自分で気が付くから面白い。また、自分で気が付かなくても、即座にツッコミを入れてもらえないと笑えない。ツッコミは即座に行わないと面白くないのだ。だから、キャプチャサイトのような思い出しツッコミでは面白さが激減する。さらに、ニコニコでは自分のツッコミが正しかったのを即座に確かめる事ができるのも醍醐味である。
同時的ツッコミという点でらきすたを超えしものが絶望先生であろう。原作コミックの場合、ツッコミは自身のペースで逐一ネタをチェックしながら読める。ツッコミ以外は分からないネタを飛ばして読めば良い。しかし、アニメになると一場面に対するネタが多すぎる上に流れるのが早い。ビデオに撮って何度も見返す必要があるだろう。その点ニコニコなら、逐一止められるし、何よりも誰かがボケに気付いてツッコミを入れているので、流れが早くても、ボケに気付かないことが少なくなる。

議論のハルヒと、ツッコミのらきすた

ハルヒは長い議論が向いている。だからニコニコではダメで、BBS以上の文字数が必要だ。らきすたはツッコミ待ちだ。ツッコミは短かれば、短いほど優れている。短く、的確に、きちんとしたタイミングで行うのが面白いツッコミだ。だからニコニコでさらに栄える。
ハルヒらきすたとでは、世代が違うような気もするがそれ以前に、議論好きとツッコミ好きという「層」の違いが大きいのではなかろうかと思った。