ゼルダの伝説 夢幻の砂時計 前半戦終了?

ストーリー的には、そろそろ前半戦終了かな?
買う前はゼルダの名が冠してあるので、ゲームの出来自体には不安は無かったけど、全てがタッチペン操作なのが想像でず不安でした。ところがどっこい、実際にプレイしてみると流石ゼルダだけあって色々良く出来てる。
タッチペン、DSならではの謎解きもあり、色々新しい発想が盛りだくさんである。

ゲームは、各島々のダンジョンで謎を解くパートと、船で海を移動するパートに分かれる。島では、リンクをタッチペンで操作する。移動も、アイテムを持つのも、剣で切るのも全てタッチペンだ。はじめは、キーでも操作で切ればよかったのにと思ったが、変に両方で操作できるより、どちらかに絞った方が結局操作し易いかもしれない。今回の場合は、地図にメモが書け、タッチペンありきの謎解きなので、全てをタッチペンで操作できたほうが、持ち替えの手間が省けて良い。タッチペン操作のみであることで、謎を解くには「タッチペンで何かする」とプレイヤーの意識をもっていくことも出来るし。
また、ボス戦に関してもDSであるデュアルスクリーンを駆使することで、画面が縦に伸び携帯ゲームでありながら緊張感溢れるものになっている。
ただ、オールタッチペンで困るのは、自分の利き手が画面に被ること。これだけは、各自の創意工夫なのだが、画面が分割しない中ボス戦などでは色々困る。

僕がゼルダの伝説が好きな理由はフィールドを歩き回れることなんだが、今回は海なので歩き回れない。船の航路をタッチペンで書き、その後は自動操縦となる。これには最初はがっかりだったが、しばらくプレイすると何故フィールドを歩いて移動しないように設計したのか分かってきた。前述のように、島でのリンクの移動はタッチペンである。これをフィールドに持ってくると、色々と忙しい割には単調であるし、何より世界が狭く感じられる。だからこそ海とすることで世界を広く、さらに自動航行にすることで携帯ゲームとしてもプレイしやすくしているのだろう。

とりあえず、色々良く出来てるし、DSの機能を思う存分使ってるので買って損は無いです。

ゲームの中心となるダンジョンに関して追記
島を探索→海を航海の繰り返しなんだけど、無限の砂時計では先に進む=海図を見つけるために何度も潜るダンジョンがある。このダンジョンこそがゲームの要なんだけど、ここの構造が中々面白い。謎解き+メタルギアって感じで、メタルギア好きなら是非手にとって欲しい。