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科学成果の発表のあり方について

データが英語で、日本人に読めないが、英語圏の人間に読めるのはおかしいというお話。一般広報と研究成果については、報じる対象が違うのでおかしくない。でも、そんな難しい英語でもないような・・・。


以下、「研究成果は英語で発表しないと駄目。英語で発表すれば十分」という考えに苦言を呈した#30を引用し解説。

なんか悲しい話だな。こういう人達の日本の学界とかでも英語しか使わないのかな。概念を日本語化していく過程で生まれる新たな発想の重要性とか、アクセスの拡大によるセミプロの活躍の増大とか、素人としては色々考えちゃうな。あと単純に>論文データをただ見たいだけで必要出ない人に配慮するほど暇じゃない 学問に対してこんな態度で本当にいいんかしら。

  • 「こういう人達の日本の学界とかでも英語しか使わないのかな」

日本の学会では日本語使います。日本どの方が議論できますから。ただ、パワーポイントの資料は国際学会で使うことも考えて英語だったり、外来語のカタカナばかりの場合はカッコ悪いので英語で作ったりという人もいます。また、国内で英語で発表しても問題ないです。

  • 「概念を日本語化していく過程で生まれる新たな発想の重要性」

文系でもないので、こういうことは余り無いんじゃないかと思います。元々、科学って考え方が欧米の考え方なわけで、合理的に、論理的に考えるなら、英語の方が向いているかも。日本語化していると競争に追いつけないし、またセンスのある訳をしないと根付かない。

  • 「アクセスの拡大によるセミプロの活躍の増大」

基本的に、セミプロが活躍できるような甘い世界じゃない。プロになろうとしている人ですら食い扶持に困っているのに。

  • 『「論文データをただ見たいだけで必要出ない人に配慮するほど暇じゃない』 学問に対してこんな態度で本当にいいんかしら」

学会での研究成果の発表と、一般社会への広報では区別すべき。広報はしているが、一般に届いていないならもっと努力すべきなんだろう。ただ、素人に分かってもらうように書くのは大変だ。そこは、#33の言うように、科学啓蒙書とか科学大衆雑誌、あるいは科学解説番組などから入って頂きたい。



というか、理系であっても、自分の専門分野以外の話は良く分からない。それは日本語で書いてあってもだ。日本の学会誌の紀要などは日本で書いてあるが、専門外の話は自身にバックグラウンドが無いのでさっぱり分からない。
誰にでも分かり易く書かないから理系離れするんだ!ということなのかもしれないけど、論文になった研究成果は、幾重のも下地があり、それこそ膨大な参考書や、教科書、あるいはその他の論文などの成果から出来上がっている。つまり、誰にでも分かり易く書くとなると、本1冊、あるいはそれ以上が必要となる。だったら、先ずそれが読めるスタートラインにつけるまで勉強しなさいって事。
例えば「asahi.com: 「物質になぜ重さある?」 高エネ研などが仕組み検証」。こえら、日本語で広報なんですけど、さっぱりです。これも、紙面だけじゃ説明できないから仕方ない。

あまり開かれていないのは確かなんだろうけど、それはどの世界でも同じではないでしょうか?単純に世界が多すぎるって話で、ある業界で有名でも、他の業種に行けば無名なんてザラ。会社の成果だって、誰にでも分かるように書いてるわけじゃない。ただ、会社の場合は数字が出るので比較的分かり易いのだろうけど。