長文を書くなら学校で習った説明文を思い出せ!

ほいみんさんが、「どうしたら長文が書けるようになるのか?」と悩んでいるようなので、僕なりに考えてみた。
しかし、僕の長文大好きっ子ブリは困ったもんで、間接にまとめようと思ったら軽く2000字余りと原稿用紙にして4枚分とか多々あり、全く間接にまとまってなかったりする。伝えたいことを伝えようと思うと、どうしても長文になってしまうのです。

まとまった長文が書けるようになるには?

基本的は、HUNTER×HUNTERの制約と遵守でしょうか。テキストデータに限りはありませんが、縛りを入れることで自分であれこれ悩むことが必要かと。
更新停止されましたが、九十九式の「こうすれば長文を読んでもらえる」は必読。基本的にこれに習って自分なりに考えてみた。

文字数を制限してみる

長文を書くといっても、ダラダラ書くと、読むほうもダラダラする。そうなると、最後までダラダラ進み結論もグダグダになりかねない。そこで、文字数を制限するのは一つの手。ある数学者は「本を書くということは、無駄な部分を削ぎ落とすことだ」みたいなことを言ってました。長文と言っても無駄に長く書けば良いというものでもないですし。
小説なども勝手気ままに書いているわけではなく、本になった時にどのようなページ構成になるかを考えて書かれていますね。これもある種の文字数の制限でしょう。
文字数を制限すると、その限られた文字数の中であれこれ悩む羽目になる。つまり、推敲せざる得ない。すると、その内自然と推敲できるようになり、徐々にまとまった長文を書けるようになってくるのではないでしょうか。
水泳でいきなり25m泳げないように、文章もいきなり長文は書けないですよね。

構成を考える

小・中学生の頃に、説明文の授業で段落分けなんてのをやりました。当時はさっぱりでしたが、最近になってその授業の意図が良く分かるようになりました。要するに、説明文の各段落の関係性から、それぞれがどのように繋がり結論に結びつくのかを学ばせたかったのでしょう。
構成を考えるために、小見出しを使うのは有用な方法の一つでしょう。「小見出し」は読み手が分かり易いという利点もありますが、書き手が文章構成し易いというメリットの方が大きいと思います。小見出しをつけることで、何が言いたいのか、何を伝えなければならないのか、そして段落同士のつながりも明確になってきます。つまり、小見出しをつければ文章をまとめ易いのです。言いたいことを書き、それを小見出しごとに分けて、再構成することも可能ですし。

まとめる

長文を書いても、尻切れトンボになっていると読む方はがっかりするんじゃないでしょうか。書き手も、何かしらの結論を付けたい所です。かと言って全てのトピックスに関して結論を書くのは難しい。
「書くのが好きな人」のブログの落とし穴」のように、長文は学校で習った説明文みたいなもんです。読み手が全部読んでくれるとも限らない。そこで、これまで書いた内容を箇条書きでまとめるのも良いでしょう。長文は書きたいが伝わらない。それでも長文が書きたいなら、それを併用すれば良い。
まとめてみると、自分が一体何を書いたのかを改めて理解することが出来ます。すると、文章全体の流れが自ずと見え、何が余剰で何が足りないのかが分かってきます。読み手としても、とりあえずまとめだけ読めば一応言いたいことが分かるという利点もありますし。

まとめ

  1. 文字数を制限する
    • 制限するとあれこれ悩む
    • 無駄な部分は省く勇気
  2. 構成を考える
    • 文章同士の繋がりを考える
    • 小見出しも一つの手段
    • 小見出しを一つのパケットとして、その順番を考えてみたり
      • マンガのコマ割と似ているかもしれません
  3. まとめる
    • 箇条書きとか
    • まとめることで自分の頭も整理できる

ちなみにこれで大体2000字。狙ったわけではない。