ゲームは時間の無駄ですよ?

はてブにて、onkさんのコメントが僕の琴線に触れたので。昨日の「僕たちゲーマーはいつから自ら工夫することを忘れてしまったのだろうか」の補足というか、追記というか。

思い出は美化される

ファミコンを知らない子供達の意見にも一理ある。ファミコンは理不尽すぎですから。ゆとりの弊害と切って捨てるのは思考停止だと思います。
また、ファミコンミニは懐古者のための商売。だから、余計な新機能をつけるよりも再現性のほうが重要。ファミコンを知らない世代向けに作るなら、FF3ぐらいの一層ぷりが必要なんじゃないでしょうか。
思い出は美化されるものです。今ファミコンのゲームをやっても、それは懐かしいから面白いのである。もっと面白いゲームはたくさんあります。

無駄だから楽しい

onkさんのコメントを引用させていただくと、「時間の無駄と思ってしまうことが問題なのかな. / RO は絶対にやりたくない.クリックゲーをすることで俺に何のメリットがあるんだ?」。
いい大人にとっゲームのメリットって時間潰し以外に無いと思うのですよ。ストレス解消という面もありますが、ゲーム以外にもストレス解消法はある。
感受性が高い頃なら、ゲームから学ぶことも多かったでしょう。例えば、ドラクエ2の復活の呪文で忍耐力を、理不尽なクソゲーで世の非情さを、そしてスペランカーで命の大切さを(笑)、学んだものです。子供は遊びから色んなことを学ぶんですよ。だから幼い頃から塾通いはかわいそうだよ。
まなめさんの言う『よく「負けることから得ることは多い」とか言うけれど、そのすごい身近な例こそが「ゲームは死んで覚える」だと思うんだ。』ってことで、学ぼうと思えば何からでも学べるのです。ただ、ある程度成長すれば、何かから影響を受けることも少なるので、必然的に学ぶことも少なくなる。
クソゲーだと思っていたら、システムが分かった途端に面白いゲームに!という体験も時間が無かったり、感性がある程度固定化した大人には難しいかもしれません。自分の趣味に合わなければ止めた方が良いことも。
だから、大人にとってゲームをすることは時間の無駄と言っても過言ではない。だって、無駄なことをしてるんだから。有意義なことより無駄なことの方が楽しい。そして、無駄なことが出来る余裕があることが大事なんじゃないでしょうか。