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音楽CDが売れないそうですが

2006年と1995年のCDの売り上げ枚数

音楽CDなどの生産額は8年連続減少した。一方JASRACの著作権収入は過去最高であった。

本件ではあまりJASRCは関係ないのですが、CDからの徴収額は前年比2.7 %減で、CDの生産額は4%減のシングル微増なんで大体あってるのかなー。

さて、ネットでの音楽配信が原因だろうと見ていますが、CDやカセットテープなどの音楽の入れ物の生産額なので実際にCDが売れてないのか良く分かりませんね。ただ、所謂ミリオンが2005年は12作品で、2006年は7作品だけだったという事実はCDが売れないということに起因するのでしょう。より長期的に見るために、「平成7年の邦楽が凄まじい件wwwwwww」を参考にすると、1995年はミリオン作品が28。内Wミリオンが二つもあるという異常な状況。全盛期と比べれば、全然売れてないわけですね。

何故売れないか

Milano::Monolog: 1980年〜2005年 シングル年間ランキング1位と100位」を参考にすると、2000年と2001年に完全なる境がありますね。ただ、2000年代と80年代の売り上げ枚数は変わらないので、90年代が異常だったと考えるほうが適切かもしれませんね。
ただ、膨れ上がった業界としてはCDが売れないと死活問題なわけです。業界はWinny等のファイル交換ソフトのせいにしたいようで、それを規制する方向に力を入れ2002年にCCCDを導入しますが、やっぱりCDは売れず2004年には規制が緩和される方向に。Winnyがどれほどの影響なのかは分かりませんし、「WinnyはCDの売り上げに関係なし」との報告があります。だから、業界は規制を厳しくするのではなく、何故Winnyを使うのかを考えた方が良いかと。個人的には平成7年の邦楽が凄まじい件wwwwwww」を見ても分かるように、売れている音楽CDは明らかに学生向けなので、音楽CDが売れないのは、学生がCDを買わなくなったからと考えるのが適切だと思います。そしてその原因が、携帯電話の普及ではないですかね?確かなデータは無いですが、大学生、高校生に携帯電話が普及したのは2000年前後で、保有には毎月お金がかかるわけです。学生における音楽CDは、音楽を聴くことだけではなく、交友のためという一面もあるわけで、同じ交友費を払うなら効果の高い携帯電話に払う。そんだけのことなんじゃないですかね?
で、以下に私が恣意的にまとめた年表

  • 1999年 携帯電話からのインターネット接続サービス「iモード」、「EZweb」、「J-スカイ」開始
  • 2000年 J-PHONEから携帯電話では初のカメラ付き携帯電話が発売される。
  • 2001年 WinMXが最も多く使われるファイル共有ソフトに。ただし11月に逮捕者が出る。同年iPodが発売。
  • 2002年 Winnyが開発される。同年各社がCCCDを導入。
  • 2004年 Winnyの開発者が逮捕。同年各社のCCCDの動きが緩和。同年欧州でiTunes Music Store開始。
  • 2005年 日本でiTunes Music Store開始

ネット云々よりも、携帯電話の影響の方が大きいんじゃないですかね。日本でネットの音楽配信が始まったのもまだ最近ですし。P2P以前はネットはもっと無法地帯だったわけで。何でもかんでもネットのせいにするのはマスコミだからかなーと邪推。
そして、やっぱり売り上げが落ちたんじゃなくて90年代が異常だったのかもしれんよ。
私は、元々ゲーム音楽しか買わない人なので。そして、最近CDは買ってない。ネットに落ちている同人音楽ばっかし聴いてます。