アスキーがGKに。あまりに酷いPS擁護記事

Wiiを持ってる僕ですが、今のところMGS4に多大なる期待を寄せているのでPS3にもがんばってもらいたい所です。しかしながら、このアスキーの記事はPSというかSCEIを擁護しすぎ。でも、擁護しきれていない。
例えば・・・

一見、Wiiが優勢のように感じるが、PS3はまったくの新しいプラットフォームを開発し、ソフトも出揃ってない状況だ。

まったく新しいプラットフォームを開発しても、誰もついいてこなければ意味が無い。ソフトメーカーが付いて行きたい!と思うのは、売れたハードのプラットフォームで、作り易さや表現力なんて二の次なんじゃないでしょうか?さらに、Wiiだって、ゲームとしては新しいですよ?
ただ、ソフトが無いからPS3が売れていないのは一因ではあるでしょう。しかし、PS3はそれ以前に、「PS3」のパワーを堪能できる人、できない人で示されるように、PS3の性能を存分に発揮するにはハイビジョンが不可欠。ただでさえ、PS3が高いのに、さらに高いテレビも買わなきゃいけないのは庶民には辛いです。
ちなみに、可能性という点では今のところWiiの方が高そうに見える。PS3も6軸や新型iTOYなど可能性は秘めているが、何が出来るか良く分からない。

PSPとDSの携帯ゲーム機シャアに関しても、記事中ではPSPしか詳細が触れられていない。
PSPの累計売り上げに関しては、ソニー、第3四半期業績(PDF)を参考に以下にまとめる。

PSP生産出荷台数(2006年12月まで)
日本  479万台
北米  805万台
欧州  889万台
計   2173万台

一方、任天堂DSは、任天堂 平成19年3月期 第3四半期業績(PDF)によると以下である。

DSの累計売り上げ台数(2006年12月まで)
日本  1443万台
米大陸 967万台
その他 890万台
計   3561万台

アスキーの記事内の北米でのPSPの売り上げが違うのは、資料が違うためか。
資料の見方が違うので一概には言えないが、確かにPSPは海外の方が売れているし、DSは日本のほうが売れている。しかしながら、海外で売れた台数で見るとPSPとDSはあまり変わらない。また、欧州でDSが1000万台を突破―発売22ヶ月で日本と同じペースというリリースもあるため、DSは海外でもっと売れる可能性もある。さらに、ソニー生産出荷台数なので、売れた台数はもっと少ないと考えるのが普通。

アスキーも擁護するならきちんと擁護しないと。むしろ、わざとやってるんじゃねーのか?