企業発のネットニュースに絶望した!

ついでに、個人ニュースサイトにも絶望した!でも、最近の絶望先生は読んでません。死んできますね。
偶々だろうが、ライブドアニュースとアメバニュースがひどい。ライブドアニュース(正確にはPJニュース)は、パクリと言われても仕方がない。アメバニュースの方は悪意は無いのだろうけど、たった一手間忘れただけで、ネタ元への尊敬の念が薄れている。どちらも、お金貰って運営しているんだろうから、キチンとやって欲しい所です。

ライブドアニュースの場合

好意的に見れば、ライブドアニュースアキバblogのニュースを紹介して感想を書いたということでしょう。しかし、ライブドアニュースアキバblogの該当記事へのリンク半何故か「秋葉原」という単語であり、アキバblogという文字は全く無い。そのため、記者が独自に取材したみたいな作りだ。百歩譲って、アキバblog「セーラー服」をカメラが取り囲む。実はただの女子高生を紹介する記事だとしても、内容はほぼコピペレベルであり、記者の見解はほとんどない。まぁかつて、ライブドアブログで運営されていたアキバblogの記事がライブドアニュースでパクられるってのも何かの縁でしょうが。
本当はライブドアニュースではなく、PJニュース.netなんですが、それにしたってひどい。

Ameba Newsの場合。

Ameba News|パンツが見えないスカートの長さは32cmは、口コミ情報である「ブログで話題のサイト「ミニスカートの幾何学」」を元にした記事である。この元ネタは「ミニスカートの幾何学」で、1999年のテキストなんですが、面白いものは何年経っても面白いという見本だと思います。アンテナ低いとは思おうけど、何度読んで面白いから、人に紹介したくなる気持ちは分かります。しかし、なぜか元記事はおろか、ネタ元のサイトであるhirax.netへのリンクは記事中にはない。しかし、記事中には

これは京都大学の理学研究科大学院を卒業し、カメラを作る会社で働いている平林純氏のサイト「hirax.net」内の「ミニスカートの幾何学」というページで検証されている。

と、サイト名であるhirax.netと元記事の「ミニスカートの幾何学」へは言及してある。口コミ情報のリンクはあるのに、何で元記事にリンクはないのかな?アメバの記事では結論しか出ておらず、肝心な考察が省かれている。結論も十分に面白いが、どうしてその結論に至ったかという考察が面白いのに、と思うのは僕が理系人間だからだろうか?ただ一手間リンクを挿入するだけなんですが、何故それが出来ないのだろう。仮にもプロなんだろうし。そして、その結果「はてなブックマーク - Ameba News|パンツが見えないスカートの長さは32cm」のエントリーを含む日記を見てみると、アメバの記事のリンクばかりで「ミニスカートの幾何学」が無いという結果に。ちょっと個人ニュースサイト界隈に絶望した!

ネタを作った人への尊敬が薄いのはイクナイ!

企業だけでなく、個人ニュースサイトにも言えることだけど。
例えば、個人ニュースサイトで紹介されているニュースをクリックし見たらブログの記事にたどり着き、さらにそこからクリックしないと、元ニュースにたどり着けないってことがある。ひどい時には2,3回それを繰り返すことも。アダルトサイトの無料動画か!
海外サイトのFLASHゲームで操作方法が分かりにくいならば、それを説明し紹介したブログにリンクするのも分かるんだが、何の説明もなしに、さらに大した感想も無いブログへリンクする意味が分からない。直接該当ニュースへリンクし、そのサイトは参考として紹介すればすむ話なのに。
ライブドアアメブロも同じで、元ニュースや記事に対する尊敬、感謝の念が感じられないというか、薄い。たった一手間、元ニュースや記事にリンクするだけでも違うのに。そして、今回のAmeba News|パンツが見えないスカートの長さは32cmも、口コミ情報をクリックすれば元ネタを辿れたのに、そこを辿らなかった個人ニュースサイト界隈の皆さんにも少し絶望した!
僕が言いたいのは、たった一手間加えるだけで他サイトと違いを明確に出来るってことです。