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完成した記事と未完成の記事

私は勢いで文章を書くタイプですが、それでも個々の記事はそれなりにまとまったものにするように心がけている。荒削りながら、一つの記事にするように心がけている。書きかけの、未完成な記事は載せたくないけど、書きかけは書きかけなりの面白みがあるものだ。

はてブされてちょっと凹む

トラックバックは誰のためにするのかなぁ?」に対する言及記事である、「私がトラックバックをしない理由」が思いのほかはてブでコメントされてて、嬉しい反面若干凹む。
この記事は、話題が流れない内に書き上げるために、内容が練れていない書きかけである。練っていないので、より自身の思いは伝わったと思うのだけど、筋道も無く、結論が落ち着く所に落ち着いていない点が自身としてはしっくりこない。それは嬉しい反面、無理して記事をまとめなくても良いのかなと考えてしまう。また、やはり長文よりも短文なのかなとも。
私がトラックバックをしない理由」に反応があった理由は、「消費されるブログ記事」及び、「濃い言及したならトラックバックを送りましょうよ!」という記事がホットだったからだろう。ホットというのは、話題になり関連記事が多い、つまり熱い状態ということだけども、話題がホットであったからこそ、記事は練れてなくても、冷めないうちに記事を書いたことで、自身の思った以上の反応があったのかもしれない。熱いものは熱いうちに食べるのが一番おいしいですからね。

書きかけの文章を掲載して広がるネット

昨晩TVを見ていたら、R30にほほ日刊イトイ新聞(ほぼ日)の糸井重里が出てた。ほぼ日の糸井重里としてTVに出るのはあんまりなんじゃないかと思って、前半のほぼ日談義を聞いていた。1998年からほぼ日を運営してるだけあって、中々面白い話が聞けた。その中で一番興味深かったのは、本や既存のメディアなら無理だけど、ネットなら書きかけの文章を載せることが出来て、完成していない文章でも、そこから何かかが始まり、話題が回り始めるのがネットの面白い所だと、糸井重里が語っていたのが感慨深かった。
たとえば、ネット上に何かしらの疑問を載せると、誰かがそれに答えてくれる。教えてエロイ偉い人!ではないが、はてな教えてgoo等はそれを中心としたサービスだ。あるいは、未完成な記事から、他の話題が派生することも良くある。また、書きかけで結論をはっきりさせない記事のほうが、それに対するコメントが多い気もする。未完成なほうが、色々とツッコミ所があるからじゃないだろうか。清ました完璧な美人よりも、おっちょこちょいな女の子の方が話し易いのと似ているかもしれない。
書きかけの文章が話題をまわす例としては、2ちゃんねるも当てはまるだろう。所謂良スレは立った瞬間に決まるのではなく、良質なレスの繰り返しによってなされる。未完成品が徐々に完成していくというか、そのような過程も面白さの一つだろう。
ちなみに、関西の毎日放送でのR30は一ヶ月送れらしいので、一ヶ月前の方が番組に関するエントリーは多かったりするのかもしれない。

全ての記事は未完成であるが、書き続けることで、いつの日か完成するかもしれない

自身で筋道を立ててある結論をつけた記事でも、時が経って読んでみると、その時は見えなかった視点や考えが浮かんだり、周囲の状況、及び自身の考えの変化から、まったく異なった考えや結論を導けることに気が付くことがある。その時は完成していたが、人間は日々変化しているのだから、本当の完成というのは無いのかもしれない。つまり、「過去記事は長い長い未完成の文章の一部」なのだろう。
そう考えると、毎回毎回の記事を完成させる理由も特に無いのかも知れない。日記というのは、日々の自分の考えを書き溜めるものなのだから、別に何かしらの結論をつける必要もない。書きかけの文章を書き続けるとこそが、完成に向かうんじゃないだろうか。

まとめ

完成された記事も未完の記事もそれぞれ、良い点もあり悪い点もある。
ある程度まとまった=完成された記事は、内容がまとまっているので理解し易く、納得もし易い。その代わり、ツッコミ所が無い少なく、書き上げるのに時間がかかるので、話題に乗り遅れることもある。ただし、話題に乗り遅れても記事がまとまっているので、それだけでキチンと内容が把握できる。
書きかけの、考えのまとまっていない=未完成の記事は、話題に対して迅速に対応できる。また、ツッコミ所が多いので、それに対する反応も多い。故に、話題が回り易い。ただし、話題が流れると追うのが大変ではある。
今回の『斬(ざん)』における、「消費されるブログ記事」も書きかけの文章という訳ではないが、この記事を基に色々な記事が生まれ派生していくのは、まさにネットの醍醐味だろう。そういう意味でも、トラックバックはした方が良いのかもしれないなと思った。