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ダ・ヴィンチ・コードを見てしまう

前田有一の超映画批評20点だったダ・ヴィンチ・コードを話の種に公開初日に見に行った。
とりあえず、感想を一言で書くと「話の種にすらならないガッカリ感」でした。
前田有一は「アクセル全開で突っ走る暴走バス」と表現してますが、それはちょっと違いますね。原作を読んでる人にしてみれば、次の展開はこうなって、次そこに行くのね、と分かっているが、変なところで変な演出が入るのでデンポがだるくだらける感じ。例えば、いきなり違う話をカットインしたり、黒幕をあっさりばらしたり。逆に原作を知らない人は、そのテンポの悪さゆえに話がさっぱり分からないのじゃないかな。
原作に忠実なんだけど、全ての演出が下手糞で、ネタバレしない程度にどれくらいダメかを述べるならば、ジャック・ソニエールがルーブル美術館にてシラスに追い詰められるシーンに全然緊迫感が無い。絵画を外すのもモタモタ、シラスの追い詰めもグダグダ。何より、ソニエールが死ぬことで大事な秘密が永遠に忘れ去られると言う切迫感も無い。笑いを堪えるのに必死なのと、しょっぱなからそんなシーンを見せられ、先行き不安のまま、案の定グダグダで終了でした。
伊達ににカンヌで拍手が起こってない(CNN)だけあるぜ!
そもそも、ダ・ヴィンチ・コードのウンチクというかウソチクというか、そこはどうでも良くて、ソニエールの用意した暗号に追って行き、次にどこに行くのかってのが楽しいのに、その暗号を適当なCGでごまかし、観客にヒントを殆ど明示しないままラングドンがどんどん解いてく。面白いわけ無いじゃん。しかも、そのCGも全然効果的じゃないし。
ただし、ソフィーの車がスマートなのは良かったと思う。
white_cake - 被害者友の会」(via. RinRin王国)のように被害者の会で語り合うも良いですが、僕は原作だけ見たほうが有意義だと思います。文庫で3冊だから、調度映画代くらいでしょ。