100時間かけてFF12をクリアし、なんか寂しかったので2回目進行中

記事でも書こうかと思うが、やる気と時間が無いのでなんとも。時間が無いとか言いながらFF12はプレイしているので、結局はやる気か。
つーわけで、FF12を100時間かけてクリアした。100時間もかかったのは、寄り道をしすぎたから。普通の人なら50〜60時間でクリアできるだろうに、モブを狩りまくっていたら気が付けば100時間だった。100時間に至ってしまった理由としてモブ狩りもあるが、レベル上げや金稼ぎが非効率であったこと。ミストナックの重要性を後半になるまで知らなかったこと。町にいる人全員に話しかけていたことがありますね。
只今2回目をプレイ中ですが、レベル上げは集中的に行い、ボス戦は瞬殺できるので、早い早い。
さて、クリアしましたが、EDがあっけなかったのがちょっと残念だった。あっけなさすぎたので、その喪失感から100時間もプレイしたのに2回目を始めた分けですが。
以下感想(一応ネタバレなしのはず)

  • ストーリー
    • 歴代のFFに比べると、二つの強国の争いとスケールが小さい。しかも、一つの強国は実体が無い。スケールが小さい分だけ、世界観は濃密。しかし、その世界観も上手いこと語れていないように思われる。例えば、亜人と人間の関係及び、どうして人間が世界を担っているのかという疑問をゲームの中でしっかりと語って欲しい。
    • 全体的に、スターウォーズ臭がする。部分的にロード・オブ・ザ・リングも感じられる。作成側がこんなシーンや話を作りたいのだ!という熱意は伝わるが、影響を受けすぎとも言える。
  • 音楽
    • 脱植松なのだが、全体的に印象が薄い。一つの理由はフィールド音楽とバトル音楽の区別が無いからだろうが、それにしても印象が薄い。多分ノリノリの曲が無いからか。及び、ドラクエ的雰囲気がある気がする(ナブレウス湿原の音楽など)。今まで、サントラは毎回買っていたが今回は躊躇中。
    • 印象が薄い理由として、主軸となる音楽無いのと、ストーリーと音楽の盛り上げが無いからか。逆に言うと、FF10は主軸となる音楽の編曲が多すぎではあったが。
    • 一応、印象に残った曲もあるが、オープニングだったり、メインテーマやビックブリッジの死闘など、過去の曲のリメイクなんですよね。
  • システム
    • 戦闘+ガンビット
      • 個人的には、今回の戦闘システムはかなり好きである。始めは戸惑ったが、慣れてくるとフィールドで敵を捜す→狩るの繰り返しはかなり病みつきに。ボス戦でもターゲットされたキャラをボスから逃がしたり、MPを回復させるために走り回ったりと、セミオートな戦闘だが、やらなければならないことが多いので、ガンビットが必須だと思った。
      • ただし、ガンビットはもう少しカスタマイズして欲しい。例えば、同じ命令をコピー&ペーストできたり、ifやandの命令がもう少々欲しいところ。「睡眠+混乱なら」という命令があれば、迷わず万能薬なんだけど。
    • ライセンスボード
      • ライセンスボードはスフィア盤の後継といった感じだが、初回プレイ時は楽しめなかった。ただし、二回目をプレイしている現在では、戦略を練っているので、楽しめている。ミストナックの位置や、その他のアビリティの位置が分かっていると戦、誰が何を取るのかなどの戦略が練れるのだが、どこに何があり、いつ装備が手に入ったり、アビリティのライセンスを手に入れられるか分からないままだと、どこから手をつけていいのかさっぱり分からない。なので、初回プレイ時はライセンスポイントがあまりまくりでした。
      • 自由度があり、キャラの個性が無い点ではFF5とまったく同じなんですが、FF5の場合はジョブチェンジすれば見た目も変わるし、アビリティ次第でカスタマイズできる。また、アビリティの取得という戦略性も分かり易かった。
  • その他、演出など
    • 豪華声優人で、若本則夫や大塚明夫が出てきたのは個人的に大満足。それだけに、あちこちで言われているように、ヴァンとパンネロの声がいただけない。モーションキャプチャーのアクターと声優が同じなのでしょうが、それにしてもひどい。FF10ではそんなこと無かったのにな。
    • ストーリーが基本的にリアルタイムレンダリングで進むのは良いが、ヴァンのモデリングがおかしい。なんで、あんな堀が深いのか。そして、相変わらずリアルタイムとムービーの顔が違いすぎる。アーシェの顔はリアルタイムの方がかわいいと思う。