アフタヌーン1月号感想

久しぶりにアフタヌーンの感想。今月は、それくらい内容が熱かった。

長い長い桐青戦も9回までやってきた。桐青がかなり有利な状況にいるがまだ勝敗が決したとは言えない。しかし、三橋のまっずぐが見抜かれつつあり、スタミナも切れかかっている。一方桐青のピッチャーを未だに攻略できていないので、このままいけば桐青の勝ちだろう。心配されたコールドゲームも無さそうで、山場は次回であろう。

話としては全然進んでいないが、単行本が出たから良し。というか、展開が打ち切り漫画の最終回にありがちな回想シーンが走馬灯に流れたのでちょっとどきっとした。単行本の内容が前話まで載っているのでありえないのだが。

「棘の道」後編。薬袋の蟲師の恐るべき秘密が明かされる。蟲師の話の中でもかなり好きな話の一つになった。是非アニメ化して欲しい一品です。つーか探幽が出てきたので良し。
ところで、ギンコが主人公なので我々のイメージでは蟲師=ギンコなんですが、作中においてギンコは異端の蟲師なんだろう。かと言って今回のクマドも異質だろうが。
蟲師のコマには無駄が無い。何度か読み直してみたら、ラスト付近の探幽の顔が暗くなるシーンの意味が分かり鳥肌が立った。そこで、前編を読んだらますます深まった。

荻上のコンプレックスが今明らかに。つーか恐るべきコンプレックス。女性陣ドン引きですよ。ラブコメ化してるのはなんともなんだけど、オタク話だけで進めるのも難しかろうて。