フジ系にて土曜27時45分から。といか、日曜の朝3時45分の方が正しい。
キャプチャして逐一確かめたわけじゃないけど、記憶の限りではほぼ原作どおりのカット割り。原作がそのまま絵コンテなのでは、と思わせる忠実っぷりでした。しかし、忠実すぎる故に漫画的場面転換をそのままアニメに用いているので、シーンの変わり目が不自然。漫画ならば１ページにぶち抜き連続的に転換させたり、１コマおいたり、ページをめくる際に場面を転換することが多いが、アニメでそれをやると、なんだか唐突に繋がり無く場面が変わったように見えた。また、58ページと長編を30分に収めるためか、全体的にセリフが早口過ぎるように思われた。全体的に分かり難い構成になってしまったのではと思います。
原作どおりに作り、さらに背景の綺麗さ、特に今回の場合は緑の鮮やかさは素晴らしかったと思う。また、小さな蟲達とか、神酒などなど光のこだわりもすばらしい。このクオリティが毎回維持されるのかと心配になってきますけど。次回は、四季賞受賞作の「瞼の光」。
どの話をアニメ化するのか知らないけど、見た夢を現実にする夢野間の出てくる「枕小路」（1巻）、主の話の「やまねむる」（2巻）、筆で蟲を封じる淡幽の出てくる「筆の海」2巻、あとなんでも良いから医家の化野先生も外せないね。銀蠱の出てくる「眇の魚」（3巻）、蟲師へ書簡を届ける繭の話の「虚繭取り」（4巻）は是非見たいなぁ
