ハウルの動く城(ネタバレなしで)

見てまいりましたが、昨日は色々あって暇が無かったので更新せず。

気になっていたハウルの声ですが、そこまでキムタクでは無かったです。確かに、感情的なシーンではキムタクぽさが出ますが、話の都合上ハウルは感情の起伏に乏しいのでそんなに問題ではないです。
むしろ声で気になるのは、倍賞千恵子のソフィー。お婆さんになる前の少女パートの時は笑いを堪えるのに必死でした。ソフィーが妹と話すシーンなんか、姉というよりお母さんでした。しかしなが、こちらも話の都合上、少女ソフィーとお婆さんソフィーの声を変える事ができないので、少女ソフィーの声は別の人というのはできないのです。まぁ最後には慣れましたし。

ストーリーはあってないようなもので、ストーリーよりもマルクルカルシファーや荒野の魔女など各キャラが生き生きしていて見ていて面白かったです。話の流れとして、ちょっと強引だなという部分も多々見受けられました。また、対象はお子様向けで無いと思います。

映画の導入部で映像と久石譲キター!!で観客に世界観を植え付ける術は流石といった感じでした。

映画としては平均以上ですが、宮崎駿監督作品という点では普通でしょうか。ですから、前評判を聞かずに見に行った方が良いのではないかなと思います。