液晶や有機ELディスプレイは、その材料を薄膜にし電極に挟んで駆動させています。液晶の場合は電圧により光の透過を制御し、有機ELの場合は発光させている訳ですがここで問題なのは電極が透明でないとならないというわけです。
(ちなみに太陽電池はELの逆なんでやっぱり透明電極が必要)
そこで透明電極ITOガラスの登場なのです。ITOとはIndium Tin Oxide,(酸化インジウムスズ)のことでして、このインジウムがレアメタルなんです。レアメタルなのでIT化に伴って不足してくるんじゃなかろうか?と思っていたらやっぱりでしたね。
ところで、先日行ったモデルハウスの一つに輸入家屋を扱っている所があったんですが、そこの窓が二重ガラスで中にアルゴンガスを墳入しており、さらに紫外線等をカットするためにインジウムを添加しているという話を聞いてきました。こんな所にもインジウムが!!なんでも、車のフロントガラスなどにもインジウムが使われているらしいです。
- from Intermezzo(めっつぉ)
- http://www.i-mezzo.net/frame/