自己責任論

郡山氏・今井氏の記者会見

「ご支援、ご協力をいただいた日本の、世界の、イラクの皆様、本当にありがとうございました」

帰国時の家族からの代言で「すいません」の一言はありましたが、ここでもう一度言うべきなのではなかろうか?その一言がないと、「自業自得だ!」と言っている人にしてみれば誠意が感じられないし、火に油を注いでいるだろう。

「ジャーナリストは危険だからこそ現場に立って伝えるものがある。リスクを背負っているのだから、僕らには当てはまらない」(郡山氏)

リスクを背負っているし、ジャーナリストのおかげで現在のイラクの情勢を知ることができると言う点はその通りなのですが、そのリスクに関する考えが甘いのではないか?どうも危機感が足りていない気がする。
「リスク=自分の命」は確かにその通りであるが、その命が失われた場合に自分の家族・友人がどれだけ悲しむのか、また今回のように国や国民にどれだけ心配・迷惑をかけたのか、と言う点をしっかりと考えて発言しているのか?今井氏のように高校でたばっかりの18歳の青二才じゃないんだから、もう少し大人の発言をしないと、結局「自己責任論者」「自業自得論者」の反感を買うだけだと思います。


ただ、今回の事件の形態では開放後に「イラクに残りたい」と言うのは分からないでもないですがね。