空想法律読本

最近2が発売されました
ともに、空想上の特撮やアニメ(主に特撮)内で起こったことに
現行の法律を適用するとどうなるか?
という面白い試みをしている本です


法律学に疎い私にも読み易くかつ面白い
法律的な考え方というのが分かります
しかも、かなり深いところまで突っ込んでいます


1は特撮などの事件を題材にした法律書
2は法律を紹介するために特撮などを用いた
という性格ですが、どちらもお奨めです


似たような本で「空想科学裁判」というのもありますが
私としてはこちらはインパクトが弱い
同じ題材を扱っていてもあまり深くないのである


例えば、「仮面ライダーが怪人を殺すと罪か?」
という全く同じ内容が両書にあるのだが
法律読本では怪人が人として法律的に認められるか?
と言う点から考えているのに、科学裁判の方は特に明記は無い


こういう真剣にバカをやている法律読本のほうが私は好きです