Nintendo Switch発表につき、据え置き機を携帯機にSwitchしてきた歴史など

Nintendo Switchをどう見るか

Nintendo Switch | 任天堂
【初公開映像】Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ) - YouTube

Nintendoの新型ゲーム機のNintendo Switchのコンセプト映像が発表されました。持ち出せるWii Uといった感じ。また、コントローラーのギミックが面白いですね。本体の左右につけたり、コントローラー同士を合体させたり、左右に分けて使ったり。簡単なゲームだと、左右別々に使って二人でプレイできるのも面白い。
コンセプト映像を見る限りでは、子ども向けではなく、20歳前後でハイエンドなゲームをプレイしている層を狙っているのかなと言う気がします。 アメリカに住んでいたアパートで、大学生が割と頻繁にXboxを持ち出して互いの部屋でプレイしていたので、そういう層に受けるコンセプトだなと感じました。

Nintendo SwitchはNVIDIAとの共同開発です。NVIDIAはPCゲームのリモートプレイにも注力しており、SHIELDタブレットなどをリリースしています。最近では、コントローラー付きのポケットPCなどもちょくちょく話題になっているため、PCゲームを外で気軽にプレイしたいって需要は結構あるのかなと。Nintendo SwitchでスカイリムのHDリマスター版が出るのもそのためでしょう。MODに対応しているのか、日本でもプレイできるのかは気になるところですが。

映像を見る限り、タッチパネルではなさそう。タッチ操作できたとしてもゲームには積極的には使わない感じでしょうか。
持ち出せるのは魅力的ですが、そうなるとバッテリーの駆動時間と重さが気になります。8時間くらいは遊べて欲しいです。最低でも5時間くらい。また、持ち歩くにしてもタブレットとかノートPCなどど競合しそうな感じ。

個人的には、ゼルダスプラトゥーンの新作が出るそうなので買いたいです。また、VCも気になります。SFCNintendo 64のタイトルを外に持ち出せるとしたら非常に魅力的です。

過去のSwitch型コンセプトのゲーム機

据え置き型ゲーム機を外に持ち出すコンセプトはNintendo Switchが初めてではありません。据え置き型と携帯型ゲーム機の垣根を無くすコンセプトはPCエンジンが先駆けて行っていました。

PCエンジンGTやLTは、PCエンジン用のHuCARDで遊ぶことができました。ただし、ゲームボーイのようなPCエンジンGTは4万円超えの44,800円で、同じくカラー液晶採用のゲームギアが19,800円、ゲームボーイが12,500円だったことを考えると、非常に高価でした。PCエンジンLTに至っては99,800円。ゲームギアは持ってる友人がいましたが、GTなどは稼働しているのを見たことすらないです。

据え置き機と携帯機ではハードの性能や、ソフトの規格の違いなどがあるため、最近ではリモートプレイの方が主流でしょう。PS3PSP及び、PS4とPSP/vitaはそれぞれリモートプレイが可能です。XperiaシリーズでPS4のリモートプレイも可能ですが、現在はあまり力を入れていないようです。
クロスプレイとして同じタイトルのPS3版とvita版間でセーブの共有が可能です。コンセプトとしては、恐らくメタルギアソリッド ピースウォーカーが最初でPS3版とPSP版でのセーブデータの連携が可能でした。便利な機能ではありますが、それぞれのハード本体と、ソフトもそれぞれに必要となってきます。

据え置き機を携帯機とは逆方向になりますが、GBのソフトをSFCで遊べる、スーパーゲームボーイや、GCGBAが遊べるゲームボーイプレーヤーなどもありましたね。