Xperia Z3からHUAWEIのP9へ乗り換えました。Xperia Z3の画面が割れてタッチパネルも利かなくなったからという消極的な理由。
最近、ガジェット運がないので、3年安心保障のある e-TREND|ファーウェイジャパン EVA-L09/P9/TG [Huawei P9/Titanium Grey] から購入。また、ラギッド・アーマーとガラスフィルムもAmazonから購入。ラギッド・アーマーは見た目もかっこよく、ホールド感があり安心感できます。ガラスフィルムとの一体感もあります。
WANLOK 2016 改善版 HUAWEI P9 5.2インチ フルカバー ブラックフレーム ガラスフィルム 【実機確認済】 NSG 日本板硝子社 国産ガラス採用 ガラスフィルム 2.5D 硬度9H 0.3mm ラウンドエッジ加工 【国内正規流通品】 P9 Black…ファーストインプレッションとしては、非常にiPhoneチックだなと。丸無を帯びたエッジはiPhone6見たいですし、UIや画面の動きもヌルヌルでiOSみたい。イヤホンも完全にiPhone。
Xperia Z3と比較して
画面は、Xperia Z3の方がクリアに見えます。一方、P9はUIのデザインもあるでしょうが、柔らかい感じ。カメラはZ3がシャープでクリアで、P9はコントラストが強いです。カメラとしての使い勝手はシャッターボタンのあるZ3に分がありますが、P9の「プロモード」はシャッタースピードや露出、絞りなどを調節でき、面白いですね。
P9には指紋センサーがあるので、レポンスが良くスリープからの立ち上がりがスムーズです。Z3はポケットで誤作動することがよくありましたが、P9には「タップ無効モード」があるので、誤作動は起こらなさそうです。指紋センサーは、カメラのシャッターを切れたり、スライドで通知パネルを出せたりと使い勝手もナイスです。
通知パネルに関しては素のAndroidに近い、Z3の方が好みです。慣れの問題ではありますが、Z3の方がWi-Fi設定などにアクセスするステップが少なく感じます。
Z3よりも明らかに良くなったのは電波の掴みですが、それは私のXperia Z3がグローバル版のため、LTEのバンドがマッチしてなかったから。SIMフリー端末を購入する際は、LTEバンドも意識しないとダメですね。
また、Xperia Z3はストレージの容量が16GBでSDカードにアプリを退避するなどしてやりくりしていましたが、P9だと32GBのため、そこまで神経質になる必要がないです。ただ、ほぼ同じようなアプリをインストールしてるはずなのに、Z3ではストレージが14GBも占有しているのに、P9では8GBで事足りました。Z3はプリインストールアプリの容量が多いのかなぁ。
独自UIのEMUIは色々設定できるのですが、設定項目が多すぎる気がします。網羅的にまとめられているサイトがなかったので、まとめておこうかと思います。
先ずは通知やバッテリー周りを設定しよう
P9に日本モデルはNFCが付いているので、タップ&ゴーでデータ移行ができるかと思っていましたが、上手く動作しませんでした。
連絡先やブックマークなどはGoogleバックアップで移行できますし、写真や音楽はSDカードに保存してあるので、データの移行は特に問題なし。
アプリを移行できなくても、不必要だったアプリを整理できる面もあります。Google認証やLINEの移行などがやや面倒かなといった感じです。
- Huawei P9をしっかりと使いこなすためにまず押さえておきたい7つの設定 - モバレコ
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Wi-Fiやら、APNの設定やら、アカウントの移行が済み、アプリをインストールし終えたら、先ず確認しておきたいのが、通知周りの設定。EMUIは、バッテリーの持ちを良くするために、強烈なスリープモードを搭載しています。アプリを保護しないと、画面オフ時にアプリが起動しないため、プッシュ通知が来ません。
Xperiaシリーズにも、似たような電源プランがありました。日本版はスリープするアプリを選択する形式でしたが、グローバル版はその逆で起動させたいアプリを選択する方式でした。前者がブラックリスト、後者がホワイトリスト形式ですが、EMUIはホワイトリスト形式となっています。
プリインストールアプリのほとんどはアンインストールできませんが、アプリを非表示にすることもできます。ホーム画面でピンチアウトすると、非表示にするアプリを設定できます。非表示になったアプリは、ピンチアウトした画面にまとめられるので、ランチャーのような使い方もできます。
ランチャーの変更は「ホーム画面のスタイル」からではなく、[設定]→[アプリ] を開き、左下の「詳細設定」からデフォルトのアプリを変更できます。その他に、メーラーやメッセンジャーなどもここから変更します。
プリインストールされたアプリのみで痒いところに手が届きます。例えば、メモリ最適化やキャッシュ削除などもできます。ファイルマネジャーもしっかりしてますね。
通信量の管理も設定できます。個人的に便利だなと思ったのは、通知バーに通信速度を表示できること。通信制限がかかっているか、読み込みが遅いのは通信速度の問題なのかアプリ側の問題なのかを確認できて助かります。
便利かもしれない設定
[設定] → [指紋ID] から、指紋センサーのジェスチャーを設定できます。長押しで写真撮影や電話を受けることができます。また、スライドすると通知パネルを表示でき、ダブルタップで通知を一括消去することができます。
写真を閲覧する際に、左右のスライドで写真を切り替えることもできます。この機能はKindleなどで利用できれば、便利そうなのですが、プリインストールされた「ギャラリー」でのみでしか利用できません。
[設定]→[スマートアシスト] からも、色々な設定が可能です。私が使っているのは、フローディングボタンとワンハンドUI。
フローディングボタンはiOSにもありますが、EMUIでは画面の左右端吸い付いたフローディングボタンをタップにより展開して使用します。ナビゲーションバーおよび、画面のロック、メモリの最適化を行えます。私の周りのiPhoneを使っている中国人を見ると、大体の人がフローディングボタンを使っているので、中国では人気のある機能なのかなと。
ワンハンドUIとしては、似たような機能がiOSにありますが、EMUIではナビゲーションバーを左右にスワイプすると、画面が縮小されます。ギリギリ片手で、Chromeのホームボタンが押せるかなという縮小具合です。
ナックルジェスチャーは記事を書く際にスクリーンショットを撮影するために使いました。
電源プランも細かく設定できます。面白いなと感じたのは、解像度を下げることができる点。解像度を下げると、バッテリー消費を抑えるほかにも、ゲームの動作を軽くすることができます。